カメラの基礎知識

F値とは?ボケと明るさを決める大事な設定をやさしく解説



 

カメラの設定を見ていると、よく目にするのが「F値」という言葉。

  • 「F2.8」

  • 「F4」

  • 「F8」

などと表示されていて、なんだか難しそうに感じますよね。。

でも実はF値は、写真の仕上がりにとても分かりやすく影響する設定です。

 

特に、

  • 背景のボケ具合

  • 写真の明るさ

に大きく関係しています。

この記事では、カメラ初心者の方でも分かるように、
F値とは何か?どう使い分ければいいのか?を分かりやすく解説しています!

 

読み終える頃にはまた一段写真が上手く撮れるようになっていると思いますので、

最後までご覧いただけますと幸いです!

 

 

けんじゃむ
けんじゃむ
カメラ初心者の頃、

「設定が分からない」

「どう撮ればいいのか分からない」

そんな悩みをずっと抱えていて、
自分なりに上手い写真を撮れるようになるまで、
正直、かなり遠回りしました。

でもその分、
「初心者がつまずきやすいポイント」

「ここを意識すると写真が上手く撮れる」

そういう部分が、少しずつ見えてきました。

なのでこのブログでは、
カメラ初心者の方や、カメラを始めたけど中々上手くならないといった方が

最短ルートで写真が上達できるように、すぐ試せる撮り方や写真の知識を分かりやすくまとめて発信しています!

 

 

F値とは?

F値とは、簡単に言うと

レンズの「絞り具合」を表す数字

のことです。

カメラの中には、光を取り込むための穴のような仕組みがあって、
その穴の大きさを調整するのがF値です。

  • 穴が大きい → たくさん光が入る

  • 穴が小さい → 入る光が少なくなる

 

↓こんなイメージ

 

そしてF値は、主に次の2つに影響します。

  • 写真の明るさ

  • 背景のボケ具合

この2つをコントロールするのがF値の役割です。

 

F値が小さいとどうなる?

F値が小さい(例:F1.8 / F2.8 など)と、こんな特徴があります。

  • 背景がよくボケる

  • 写真が明るくなりやすい

  • ピントが合う範囲が狭くなる

いわゆる「ボケの大きい写真」を撮りたいときは、
F値を小さくするのが基本です!

たとえば、

  • 人物写真

  • 花の写真

  • 玉ボケを活かした写真

こういった撮影では、F値を小さめにするのが向いています。


F値が大きいとどうなる?

逆にF値が大きい(例:F8 / F11 など)と、

  • ボケにくくなる

  • 写真が暗くなりやすい

  • ピントが合う範囲が広くなる

という特徴があります。

風景写真などで、

  • 画面全体をくっきり写したい

  • 手前から奥までピントを合わせたい

というときは、F値を大きくするのが向いています。

 

 

F値と写真のボケの関係

F値が低ければボケるということはご理解いただけたかと思います!

ただ、カメラを始めたばかりはF値の低いレンズをお持ちでない方もいらっしゃると思います。

ここで大事なポイントなんですが、F値だけでボケが決まるわけではないということです。

ボケの大きさは、

  • F値

  • カメラと被写体との距離

  • 被写体と背景との距離

  • 使っているレンズの焦点距離

これらの組み合わせで決まります。

なので、

  • F値を小さくする
  • 被写体に近づく
  • 背景をできるだけ遠ざける
  • 望遠で撮る

 

この4つを意識すると、きれいなボケを作りやすくなります!

けんじゃむ
けんじゃむ
余談ですが、けんじゃむがカメラ始めたての頃は、
F値の幅はどのレンズも同じかと思っていたので、
F2.8まで下げますみたいな解説動画を見て、
試そうと思ったらF3.5くらいしか下がらず、故障かと思いました。。笑

F値のシーン別使い分け

最初は難しく考えなくてOKです。
まずはこの使い分けだけ意識してみましょう!

人物や花を撮るとき

  • F2.8~F4くらい

  • 背景をふんわりボカして被写体を引き立たせる

テーブルフォトを撮るとき

  • F4~F6.3くらい

  • 背景を少しぼかしつつ被写体はくっきり写す

風景写真を撮るとき

  • F9~F13くらい

  • 画面全体をくっきり写す

 

 

けんじゃむ
けんじゃむ
あくまで目安なので、撮る人がどんな写真に仕上げたいかで、どんな被写体であろうがF値はその時々で変わります!
なので最初だけ参考にしてもらいつつ、慣れてきたら自分の表現したい写真に仕上がるようにF値を設定してみてくださいね!

 

 

ピントについて

ピントの話もちらっと出たので少し掘り下げて解説します。

よく、

「ここにピントが合ってる」

って言いますよね。

でも実際は――
ピントは“点”ではなく、“面(平面)”で合っています。

どういうことかというと、下図のように前方の被写体にピントを合わせると、後方にいる被写体はボケるというのは感覚的に分かると思います。

 

では後方にいる被写体のどちらかにピントを合わせるとどこがボケると思いますでしょうか?

 

 

正解はピントを合わせた被写体以外がボケる

のではなく、

 

前方にいる被写体のみがボケます。

 

なぜなら、ピントは「点」ではなく、「面(平面)」で合っているからです

 

 

もう少し深掘りすると、

ピントが完全に合うのは1つの平面で、その前後の「ピントが合う範囲」を被写界深度と言われており、この被写体深度はF値によって狭くしたり広くしたりできます。

 

つまり、

ピント面 + 前後の範囲 = 私たちが“ピントが合っている”と感じる範囲

なんです。

 

 

 

結構大事なことなのでぜひこの機会に覚えておきましょう!

 

 

まとめ

F値とは、

レンズの絞り具合を表す数字
写真のボケと明るさを決める設定

のことです。

 

  • F値が小さい → ボケやすく、明るくなる

  • F値が大きい → ボケにくく、暗くなりやすい

始めのうちは、

  • ボケさせたい → F値を小さく

  • 手前から奥までくっきり撮りたい → F値を大きく

この考え方だけで十分です。

 

F値の意味が分かると、
「どんな写真を撮りたいか」に合わせて設定を選べるようになり、表現を変えることができるので、写真が楽しくなります!

 

ぜひ次にカメラを使うとき、
少しだけF値を意識してみてください!