FXの注文方法について解説

どの通貨を取引するのがおすすめ？

FXを始める際に取引する通貨ペアの選定は非常に重要です。トレーダーによっては色々とご意見あると思いますが、初心者にとって最もおすすめの通貨ペアは「米ドル/円（USD/JPY）」です。以下にその理由を挙げます。

取引量が多い

米ドル/円は世界で最も取引量の多い通貨ペアの一つであり、常に多くの取引が行われています。スプレッドも狭い傾向があります。

普通のサラリーマン

取引量が多いと、その分値動きも活発になるので、レンジ相場が少なく、トレードがしやすいです。

スプレッドというのは、業者に支払う手数料のようなもので、スプレッドが大きいほど取引するこちら側としては損することを意味しています。

情報が豊富

米ドルと日本円はどちらも主要通貨であり、関連する経済指標やニュースが豊富です。多くの情報を基にして相場の予測がしやすく、初心者でも取引を行いやすいです。

安定した値動き

他の通貨ペアに比べて、米ドル/円は比較的安定した値動きをすることが多いです。今は円安やらで急激な変動があったりしますが、それでもリスクを抑えた取引が可能です。

おすすめの注文方法の種類について

FXでは様々な注文方法がありますが、私の場合は「成行注文」と「指値注文」しか使っていません。

成行注文（クイックトレード）とは？

成行注文とは、市場価格で即座にトレードを成立させる注文方法です。価格を指定せずに注文を出すため、最も早く取引を成立させたい場合に有効です。

普通のサラリーマン

買いでエントリーしたければ、赤いところ、
売りでエントリーしたければ、青いところをクリックすればOKです。

メリット

市場価格で即座にトレードが成立するため、タイミングを逃さずにトレードを行うことができ、価格を指定する必要がないため、初心者でも簡単に利用できます。

デメリット

成行注文は市場価格でトレードが成立するため、思わぬ価格で取引が成立することがありますが、そこは後で話すスリップページという機能でで解決できます。

指値注文とは？

指値注文とは、指定した価格で取引を行う注文方法です。買い注文の場合は指定した価格以下で、売り注文の場合は指定した価格以上で取引が成立します。

メリット

希望する価格でトレードを行うことができ、放置していれば勝手に注文が入るので、感情的なトレードにならず、思わぬ価格でトレードをしてしまうといったリスクを回避できます。

デメリット

指定した価格に到達しなければ、トレードが成立しませんので、ギリギリのところで注文がされないといったケースもよくあります。

まとめ

FXを始める際には、取引量が多く、情報が豊富で、比較的安定した値動きをするため、取引する最初の通貨ペアとして「米ドル/円」を選ぶのが初心者にとっておすすめです。

また、注文方法としては「成行注文」と「指値注文」を使い分けると良いです。成行注文は迅速なトレードができる一方で、価格変動の影響を受けやすい点に注意が必要です。

指値注文は希望する価格でトレードができるため、リスク管理に適していますが、注文が成立しない可能性もありますので注意が必要です。

これらの基本的な注文方法を理解し、自分の取引スタイルに合わせて使い分けることで、より効果的な取引が可能となります。